【2026年完全版】厄年・八方塞がり早見表｜男女別の年齢と「守り」の開運法

「2026年は厄年かもしれない…」「八方塞がりって何？」

新しい年を迎えるにあたり、自分の運勢が気になっている方は多いのではないでしょうか。

2026年（令和8年）は、九星気学において「一白水星（いっぱくすいせい）」が中宮（中央）に入る年です。これに伴い、「八方塞がり」になる人の星回りも例年とは異なります。また、厄年は人生の大きな節目であり、体調や環境の変化が起きやすいタイミングでもあります。

でも、不安になる必要はありません。厄年や八方塞がりは「悪いことが起きる年」ではなく、「人生のメンテナンスをする年」だからです。

この記事では、2026年に厄年・八方塞がりを迎える方の年齢早見表と運気を味方につけるための具体的な過ごし方を完全網羅しました。

厄年と八方塞がりの違いは？2026年の特徴と年齢の数え方

2026年を迎えるにあたって、自分が厄年なのか、それとも八方塞がりなのか気になりますよね。このふたつの言葉はセットで使われることが多いですが、実は意味している内容が少し違います。

どちらも「気をつけたほうがいい年」という点では同じです。でも、何に気をつければいいのかというポイントが異なります。ここでは、それぞれの本当の意味と、間違えやすい年齢の数え方について見ていきましょう。

厄年は「体と役割の変化」に気をつける年

厄年は、平安時代から長く続いている日本の習慣です。これは迷信というよりも長い歴史の中でみんなが経験してきた「人生の曲がり角」の統計データのようなものです。

厄年の特徴を一言でいうと、自分の「体」や「社会的立場」が大きく変わる時期です。

たとえば男性なら仕事で責任あるポジションを任されたり、女性なら結婚や出産などのライフイベントが重なったりします。そうすると、どうしても知らず知らずのうちに無理をしてしまいがちです。今までと同じように頑張っているつもりでも、疲れが取れにくくなったり、ホルモンバランスが変わって体調を崩しやすくなったりします。

八方塞がりは「運気の冬」に備える年

一方で八方塞がりは、九星気学という占いの考え方に基づいています。これは体調の変化というよりも、目に見えない「運気の流れ」の話です。

運気には9年ごとのサイクルがあり、春のようにぐんぐん伸びる時期もあれば、冬のように静かに過ごすべき時期もあります。八方塞がりは、まさにこの「冬」の時期にあたります。

自分の星がちょうど真ん中に入ってしまい、まわりを他の星に囲まれている状態をイメージしてみてください。どの方向に行こうとしても壁があって動けない、つまり八方が塞がれている状態です。

2026年は「一白水星」という星の人が八方塞がりにあたります。

この時期は、自分からガツガツ動いて環境を変えようとすると、空回りしやすいと言われています。でも、動けないということは、ひとつの場所にどっしりと構えて、知識を蓄えたり自分磨きをしたりするには最高のタイミングでもあります。

【整理】ふたつの違いまとめ

わかりやすく言うと、このようになります。

厄年	八方塞がり
自分の「体」や「生活」の変化に注目する年です。 健康診断に行ったり、生活リズムを見直したりして、自分自身をいたわることが大切です。	自分の「運気」や「タイミング」に注目する年です。 新しいことを始めるのは少し待って、勉強や準備に時間を使うのがおすすめです。

厄年や八方塞がりの年齢はどう数えるの？

自分の年齢を確認するときに一番ややこしいのが「数え年」という考え方です。普段私たちが使っている満年齢とは違うので注意してください。

たとえば、2026年の誕生日で41歳になる人は、数え年では42歳として考えます。

どうして1歳足すのかというと、昔の日本では「お母さんのお腹の中にいる期間」も0歳ではなく1歳として数えていたからです。命が宿った瞬間から年齢を数え始めていたのですね。

さらに、昔は誕生日が来たら歳をとるのではなく、お正月（1月1日）が来たらみんな一斉に歳をとると考えていました。そのため、厄年や八方塞がりの表を見るときは、今の年齢にプラス1歳することを忘れないようにしましょう。

【2026年版】男性の厄年早見表（数え年）

2026年（令和8年）に厄年を迎える男性の年齢一覧です。

特に数え年42歳は「大厄（たいやく）」と呼ばれ、男性にとって一生で最も社会的責任が重く、精神的にも肉体的にも負担がかかりやすい時期とされています。

厄の種類	生まれ年（西暦/和暦）	数え年	満年齢（2026年の誕生日時点）
本厄（大厄）	1985年（昭和60年）	42歳	41歳
前厄	1986年（昭和61年）	41歳	40歳
後厄	1984年（昭和59年）	43歳	42歳
本厄	2002年（平成14年）	25歳	24歳
前厄	2003年（平成15年）	24歳	23歳
後厄	2001年（平成13年）	26歳	25歳
本厄	1966年（昭和41年）	61歳	60歳
前厄	1967年（昭和42年）	60歳	59歳
後厄	1965年（昭和40年）	62歳	61歳

【2026年版】女性の厄年早見表（数え年）

女性の厄年は男性よりも回数が多く、30代に2回の厄年が訪れるのが特徴です。

特に数え年33歳は「大厄」とされ、結婚・出産・キャリアなどライフイベントが集中しやすい時期と重なります。

厄の種類	生まれ年（西暦/和暦）	数え年	満年齢（2026年の誕生日時点）
本厄（大厄）	1994年（平成6年）	33歳	32歳
前厄	1995年（平成7年）	32歳	31歳
後厄	1993年（平成5年）	34歳	33歳
本厄	1990年（平成2年）	37歳	36歳
前厄	1991年（平成3年）	36歳	35歳
後厄	1989年（平成元年）	38歳	37歳
本厄	2008年（平成20年）	19歳	18歳
前厄	2009年（平成21年）	18歳	17歳
後厄	2007年（平成19年）	20歳	19歳
本厄	1966年（昭和41年）	61歳	60歳

【2026年版】八方塞がりの年齢早見表（一白水星）

2026年に八方塞がりとなるのは、「一白水星（いっぱくすいせい）」生まれの方です。

ご自身の生まれ年が以下にあるかチェックしてください（※1月1日〜2月3日生まれの方は、前の年の九星になるため除外される場合があります。節分を基準に考えます）。

生まれ年（西暦/和暦）	九星	2026年の状況
2017年（平成29年）	一白水星	八方塞がり
2008年（平成20年）	一白水星	八方塞がり
1999年（平成11年）	一白水星	八方塞がり
1990年（平成2年）	一白水星	八方塞がり
1981年（昭和56年）	一白水星	八方塞がり
1972年（昭和47年）	一白水星	八方塞がり
1963年（昭和38年）	一白水星	八方塞がり
1954年（昭和29年）	一白水星	八方塞がり

一白水星が「中央」に入る2026年の特徴

一白水星は「水」の性質を持ちます。水はどんな器にも合わせられる柔軟性を持つ一方で、低いところへ流れ、冷えや悩みを溜め込みやすい性質もあります。

2026年に一白水星の人が八方塞がりになると、以下のようなことが起きやすくなります。

• 人間関係の悩み: 水は人と交わる性質があるため、周囲との摩擦や誤解が生じやすくなります。
• 思考の停滞: 考えすぎて動けなくなる「思考の迷路」に入りやすくなります。
• 秘密の露呈: 水面下に隠れていた問題が表面化する可能性があります。

男性の42歳と女性の33歳は大厄！医学的にも注意が必要な理由と背景

厄年なんてただの迷信だとか、昔の人が作ったお話だと思っている方もいるかもしれません。でも実は、厄年として設定されている年齢は、現代の私たちが受ける医学的なデータや、ライフスタイルの変化のタイミングとぴったり重なっているのです。

昔の人たちは、たくさんの人を見てきた経験の中から、この年齢のころにガタがきやすいから気をつけなさいということを学び、私たちに警告を残してくれました。ここでは、特に注意が必要とされる大厄について、現代的な視点でその理由を深掘りしてみます。

男性の42歳が大厄なのはなぜ？心と体の変化をチェック

男性の42歳は、仕事でも家庭でも頼りにされる一番の働き盛りです。でもその裏側で、心と体には今までとは違う大きな負担がかかり始めています。

なぜこの年齢が特に注意が必要なのか、主な理由をふたつのポイントで整理しました。

1. 仕事のプレッシャーがこれまで以上に重くなる

40代に入ると、会社や社会での立ち位置が大きく変わります。

• 管理職やリーダーを任される機会が増える
• 上司と部下の間に立つ板挟みの状態になりやすい
• 仕事の責任の重さが20代や30代のころとは段違いになる

このように、知らず知らずのうちに精神的なストレスがピークに達しやすい時期です。

2. 体の変化と病気のリスクが高まる

気持ちは若いつもりでも、体は正直に年齢を重ねています。健康診断の結果が気になり始めるのもこのころです。

• 代謝が落ちて、同じ食事量でも太りやすくなる
• 血圧や血糖値、内臓脂肪の数値が悪化しやすくなる
• 生活習慣病やメタボリックシンドロームの入り口に立つ

ここで体のサインを無視して無理を続けると、将来的に大きな病気につながる可能性が高くなります。

女性の33歳が大厄なのはなぜ？忙しさと体の変化をチェック

女性の33歳は、男性とはまた違う種類の忙しさが重なる時期です。自分のことよりも優先しなければならないことが増えて、知らないうちに疲れをため込んでしまいがちです。

なぜこの年齢が特に注意が必要なのか、主な理由をふたつのポイントで整理しました。

1. 人生の大きなイベントが一度にやってくる

結婚、出産、育児、仕事での昇進など、人生を左右するような大きな変化がこの時期に集中します。

• 子育てと仕事の両立に悩むことが増える
• 毎日が忙しすぎて、自分のケアをする時間がなくなる
• 自分のことをどうしても後回しにしてしまう

このように、環境が激しく変わることで、心にも体にも大きな負担がかかりやすい状態になります。

2. 女性ホルモンのバランスや体質が変わる

30代に入ると、女性ホルモンの分泌バランスが少しずつ変化し始めます。

• 理由もないのに気分が落ち込んだり、イライラしたりする
• なんとなく体調がすぐれない日が増える
• 婦人科系の病気が見つかりやすくなる

今まで元気だったからと安心しすぎず、体からの小さなサインを見逃さないように気をつける必要があります。

大厄は「大役」を任された証拠

ここまで読むと少し怖くなってしまうかもしれませんが、捉え方を変えてみましょう。

大厄（たいやく）という言葉は、社会的に重要な「大役（たいやく）」を任されるようになったという意味にも通じます。

つまり、あなたはもう若手ではなく、家庭や職場、社会の中でとても重要な役割を担う頼もしい存在になったということです。神様が「あなたはみんなにとって大切な人だから、倒れてしまわないように、まずは自分の体を一番大事にしなさい」とメッセージを送ってくれているのだと考えてみてください。

そう考えると、厄年は怖いものではなく、自分をいたわるための良いきっかけになるはずです。

厄年や八方塞がりの人が2026年にやってはいけないこと・やるべきことリスト

2026年を平穏無事に過ごすためには、運気の流れに逆らわないことが大切です。

特に今年は、一白水星という星が中心にくる年です。この星には水のような性質があるため、流れに身を任せるとうまくいきますが、無理に流れを変えようとするとトラブルになりやすいという特徴があります。

運気を落とさないために避けたほうがいい行動と逆に運気を上げるために積極的におすすめしたい行動をまとめました。

2026年に避けるべき3つの行動

今年は準備不足のまま新しいことを始めたり、ひとりで突っ走ったりするのはおすすめできません。うまくいかないなと感じたときは、無理に動かず立ち止まる勇気を持つことも大切です。

特に気をつけてほしいのが次の3点です。

1. 感情に任せて急に仕事を変えたり独立したりする

今の会社が嫌だから辞めたいとか、なんとなくうまくいきそうだから独立しようといった、勢いだけの決断は今年は控えたほうが無難です。

厄年や八方塞がりの時期は、判断力がいつもより鈍っていることがあります。十分な準備と計画があれば問題ありませんが、感情的な理由だけで大きく環境を変えると、予想外のトラブルに巻き込まれやすくなります。

2. 無理のある住宅ローンや大きな借金を背負う

お金に関しても慎重さが求められます。しっかりとした返済計画がないまま、見切り発車で大きなローンを組んだり、高額な買い物をしたりするのは危険です。

見通しが甘くなりやすい時期なので、大きなお金を動かすときは、家族や専門家によく相談してから決めるようにしましょう。

3. 家の中心を汚れたままにする

2026年は、家の中心部分に強いエネルギーが集まる年です。ここが散らかっていたり汚れていたりすると、家全体の運気が滞ってしまいます。

家の真ん中に不要な荷物を積み上げたり、ゴミ箱を置いたりするのは避けましょう。できるだけスッキリと片付けて、良い気が循環するように心がけてください。

2026年に運気を上げる3つの過ごし方

今年は攻めるよりも守りを固める年です。自分自身の土台をしっかりメンテナンスすることで、厄が明けたあとに大きく飛躍するための準備が整います。

ぜひ実践してほしいのが次の3点です。

1. 水回りの掃除と徹底的な断捨離をする

古いものを捨てることは、自分についた厄を落とすことと同じ意味があります。部屋がきれいになれば、それだけで気持ちも運気もスッキリします。

特に2026年は水のエネルギーが強い年なので、トイレやお風呂、キッチンなどの水回りをピカピカに磨くのが一番の開運アクションです。水の流れをきれいに保つことで、運気の流れもスムーズになります。

2. 健康診断や人間ドックを受ける

厄年は体の曲がり角でもあります。なんとなく調子が悪いけれど放っておいていることや、忙しくて行けていない検査があれば、今年こそ病院に行ってみましょう。

もし何か見つかったとしても、それは悪いことではありません。早期発見できたということは、そこで厄を落として、大ごとになるのを防げたということです。自分を大切にメンテナンスしてあげてください。

3. 勉強をして資格を取る準備をする

外に向かって派手に動くのが苦手なこの年は、机に向かってコツコツと知識を蓄えるのにぴったりの時期です。

資格の勉強をしたり、新しいスキルを身につけたりすることに時間を使ってください。今年種をまいておいたことは、運気が上がってきたときに大きな花を咲かせます。自分への投資だと思って、じっくり学ぶ時間を楽しみましょう。

厄除けと八方除けに行くならここ！関東と関西の最強神社とお寺リスト

厄年や八方塞がりの年は、自分ひとりで頑張ろうとせず、神様や仏様の力を借りて心を軽くするのも賢い方法です。

お祓いを受けることで、気持ちの区切りがつきますし、守られているという安心感を持って一年を過ごすことができます。

ここでは、年齢による厄除けと、星回りによる八方除けのそれぞれに強いとされる、関東と関西の代表的な神社やお寺を紹介します。自分の住んでいる場所や、ピンときた場所を選んでみてください。

関東エリアでおすすめの神社とお寺

関東には、厄除けや八方除けで有名なスポットがたくさんあります。特に2026年に八方塞がりとなる一白水星の方は、八方除けに強い神社を選ぶのがポイントです。

名称	所在地	特徴・ご利益
寒川神社（さむかわじんじゃ）	神奈川県高座郡	八方除けの聖地。全国から八方塞がりの人が訪れる。2026年の「一白水星」の方には特におすすめ。
川崎大師 平間寺	神奈川県川崎市	厄除け大師として有名。「護摩祈祷」の迫力があり、強力に厄を焼き払うとされる。
佐野厄除大師	栃木県佐野市	関東の三大師の一つ。年末年始のCMでもおなじみで、広範囲から参拝者が集まる。
西新井大師	東京都足立区	厄除けだけでなく、様々な所願成就に強い。女性の参拝者も多い。

寒川神社（さむかわじんじゃ）

八方塞がりの人は迷わずここへ。日本で唯一の守護神がいる場所

項目	詳細
場所	神奈川県高座郡寒川町宮山
アクセス	JR相模線「宮山駅」から歩いて約5分 圏央道「寒川北IC」から車ですぐ

全国で唯一、八方除けを専門とする神様を祀っています。ここには日本中から、八方塞がりの年回りの人が集まってきます。2026年は一白水星の人が八方塞がりになるので、その星回りの人にとっては聖地のような場所です。

参拝のポイント

祈祷を受けると、真っ白な装束を羽織って本殿に入ることができます。これだけで身が引き締まる特別な体験になります。待合室がとてもきれいで広く、カフェのような空間なので、待ち時間もゆったり過ごせます。

こんな人におすすめ

• 2026年に八方塞がりになる一白水星の人
• 最近なんとなく運が悪い気がして、根本から流れを変えたい人

川崎大師 平間寺（かわさきだいし へいけんじ）

迫力満点の炎で厄を焼き尽くす。元気をもらえるパワースポット

項目	詳細
場所	神奈川県川崎市川崎区大師町
アクセス	京急大師線「川崎大師駅」から歩いて約8分

お護摩（ごま）と呼ばれる祈祷が有名です。太鼓の音が響き渡る中、燃え盛る炎の中に護摩木を投げ入れて厄を焼き払います。その迫力は圧巻で、見ているだけで体の中にエネルギーが湧いてくるのを感じられます。

参拝のポイント

お参りのあとは、仲見世通りを散策するのが楽しみのひとつです。トントコと軽快な音で飴を切る有名な飴屋さんや、くず餅などの名物がたくさんあります。厄払いと同時に、美味しいものを食べてパワーチャージができます。

こんな人におすすめ

• 静かに祈るよりも、力強いパワーで厄を吹き飛ばしたい人
• お参りだけでなく、参道での食べ歩きや買い物も楽しみたい人

佐野厄除大師（さのやくよけだいし）

厄払いと一緒にショッピングやグルメも楽しめる。関東の有名スポット

項目	詳細
場所	栃木県佐野市金井上町
アクセス	JR両毛線「佐野駅」から歩いて約15分 東北自動車道「佐野藤岡IC」から車で約15分

関東の三大師のひとつで、お正月のテレビCMでもおなじみのお寺です。広い駐車場が完備されているので、車でアクセスしやすいのが特徴です。金色の鐘楼など見どころも多く、遠方からでも訪れる価値があります。

参拝のポイント

このお寺の魅力は、周辺観光が充実していることです。近くには佐野プレミアム・アウトレットがあり、有名な佐野ラーメンのお店もたくさんあります。厄払いをしてスッキリしたあとに、買い物や美味しい食事を楽しんで帰るのが定番コースです。

こんな人におすすめ

• 厄払いを休日のドライブデートや家族旅行として楽しみたい人
• 帰りにアウトレットで買い物をして気分転換したい人

西新井大師（にしあらいだいし）

女性に優しい花の寺。下町の温かい雰囲気で心を癒やす

項目	詳細
場所	東京都足立区西新井
アクセス	東武大師線「大師前駅」から歩いてすぐ

厄除けのご利益はもちろんですが、さまざまな願いを叶えてくれるお寺として親しまれています。境内には美しいボタンの花や梅などが植えられていて、花の寺としても有名です。また、体も心も清めてくれる塩地蔵などが祀られており、健康を願う人にも人気があります。

参拝のポイント

駅を降りてすぐというアクセスの良さが魅力です。参道には昔ながらの草団子屋さんやお煎餅屋さんが並び、下町らしい温かい雰囲気があります。指輪の形をしたお守りが女性に人気で、それを求めて訪れる人も多くいます。

こんな人におすすめ

• 都内からアクセスが良く、思い立ったときにすぐ行ける場所がいい人
• 花を見たり、名物の草団子を食べたりしてほっこり癒やされたい人

関西エリアでおすすめの神社とお寺

関西にも、歴史が古く強力なパワーを持つ厄除けスポットが数多く存在します。

名称	所在地	特徴・ご利益
門戸厄神 東光寺	兵庫県西宮市	「日本三体厄神」の一つ。あらゆる厄を払う力があるとされ、関西での信頼が厚い。
石清水八幡宮	京都府八幡市	国宝であり、日本三大八幡宮の一つ。国家鎮護の強力なパワーで厄を払う。
方違神社（ほうちがいじんじゃ）	大阪府堺市	方位・地相・家相の厄除けに特化。転勤や引越しが避けられない時の強い味方。

門戸厄神 東光寺（もんどやくじん とうこうじ）

関西で厄払いといえばここ。「厄神さん」と親しまれる最強スポット

項目	詳細
場所	兵庫県西宮市門戸西町
アクセス	阪急今津線「門戸厄神駅」から歩いて約10分

あらゆる災厄を打ち払うとされる厄神明王（やくじんみょうおう）という強力な神様が祀られています。日本三体厄神のひとつで、関西エリアに住んでいる人なら、厄年になったらとりあえずここに行けば間違いないと言われるほど絶対的な人気と信頼があるお寺です。

参拝のポイント

ここには男厄坂（42段）と女厄坂（33段）という階段があります。この階段を一段ずつ踏みしめて登ることで、厄を落とすことができると言われています。お参りの際は、ぜひこの階段を使って本堂へ向かってください。登り切ったときの達成感もひとしおです。

こんな人におすすめ

• 関西に住んでいて、どこに行けばいいか迷っている人
• 階段を登って、体を使ってしっかりと厄を落とした実感がほしい人

石清水八幡宮（いわしみずはちまんぐう）

京都の裏鬼門を守る国家レベルの守護神。絶景も楽しめる

項目	詳細
場所	京都府八幡市八幡高坊
アクセス	京阪本線「石清水八幡宮駅」から参道ケーブルに乗り換えて「八幡宮山上駅」下車すぐ

京都の南西（裏鬼門）を守る重要な神社として、千年以上も前から信仰されてきました。本殿は国宝にも指定されており、その美しさと格式の高さは別格です。厄除けはもちろん、勝負事の神様としても有名なので、ここ一番の勝負を控えている人にもパワーをくれます。

参拝のポイント

男山（おとこやま）という山の頂上にあるため、参拝にはケーブルカーを使います。ちょっとした旅行気分を味わえますし、山の上から見渡す京都の景色は絶景です。清々しい空気の中で深呼吸するだけで、体の中の悪いものがリセットされるような感覚になります。

こんな人におすすめ

• 由緒正しい国宝の建物で、厳かな気持ちでお参りしたい人
• お参りと一緒に、ケーブルカーや展望台からの景色も楽しみたい人

方違神社（ほうちがいじんじゃ）

引越しや転勤の強い味方。「悪い方角」をなしにしてくれる神社

項目	詳細
場所	大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町
アクセス	南海高野線「堺東駅」から歩いて約5分

その名前の通り、方角にまつわる災いをなくしてくれる（方角を違うものにしてくれる）珍しい神社です。昔の国境に位置していたためどの方角にも属さない場所とされ、ここにお参りすれば、どの方角へ行くときでも災いがなくなると言われています。

参拝のポイント

厄年や八方塞がりの年に、どうしても転勤や引越し、旅行をしなければならないときは、ここでご祈祷を受けましょう。家の新築やリフォームの際にお祓いを受ける人も多いです。また、家の敷地に撒いて清めるためのお砂を持ち帰ることもできます。

こんな人におすすめ

• 厄年だけど転勤や引越しが決まってしまい、不安を感じている人
• これから家を建てたり、長期の旅行に行ったりする予定がある人

お祓いや厄払いはいつ行けばいいの？

厄払いはいつまでに行かなければならないという決まりが厳密にあるわけではありません。

一般的には、お正月が明けてから節分（2月3日ごろ）までの間に行く人が多いですが、この時期を過ぎてしまったからといって効果がなくなるわけではないので安心してください。

思い立ったが吉日という言葉があるように、あなたが「行きたいな」「なんだか不安だな」と思ったそのタイミングがお参りにベストな日です。

また、自分の誕生日に合わせてお参りに行くのも、新しい一年のスタートとしてとても気持ちが良いものです。時期にとらわれすぎず、自分のペースで神様に挨拶に行ってみてください。

まとめ：2026年は「守り」を固めて飛躍の準備をする年

2026年の厄年・八方塞がりについて解説してきました。最後に大切なポイントをおさらいしましょう。

1. 2026年の八方塞がりは「一白水星」の人。 思考が停滞しやすいですが、水回りの掃除と「学ぶこと」で運が開けます。
2. 厄年は「人生のメンテナンス期間」。 42歳男性・33歳女性をはじめ、体調管理を最優先に。人間ドックは最強の厄落としです。
3. 「大厄」は「大役」。 あなたが社会や家庭で重要な役割を担っている証拠です。自信を持って、でも無理はせずに過ごしてください。

「厄年だから何もできない」と縮こまる必要はありません。 「今年は土台を作る年だ」と割り切り、自分自身を丁寧にケアすることで、厄が明けた2027年以降に驚くほど大きくジャンプアップできます。

よくある質問（FAQ）

厄年・八方塞がりに関して、読者から寄せられることの多い疑問に回答します。

厄年は本当に悪いことが起きやすいの？

いいえ、必ずしも悪いことが起きるわけではありません。厄年は「変化が多い年」であることが多く、体や環境に注意を向けるタイミングです。前向きに整えることで、むしろ良い年になる人も多いですよ。

厄除けはいつ行けばいい？

厄除けは年の初め（1月〜2月）が理想ですが、体調や予定に合わせていつ行っても大丈夫です。大切なのは「感謝と祈りの気持ち」で参拝することです。

厄年や八方塞がりの人への贈り物でおすすめは？

お守り、厄除けグッズ、紅白のタオルなど「明るい色の贈り物」が喜ばれます。特に火の気を持つ赤やオレンジは運を上げるカラーとして人気です。

早生まれ（1月1日〜2月3日生まれ）はどう計算しますか？

前の年の生まれとして計算します。 厄年や八方塞がりの基準となる「節分」より前に生まれているため、例えば「1986年1月20日生まれ」の方は、「1985年生まれ」と同じ扱いになります。早見表を見る際は1つ上の学年（前の年）を見てください。

厄年に家を建てたり、引っ越しをしても大丈夫？

可能な限り避けるのが無難ですが、対策すればOKです。 どうしても動かなければならない場合は、時期や方位を専門家に見てもらうか、神社で「地鎮祭」や「方災除け」の祈祷をしっかり受けましょう。「慎重に進める」ことが大切です。

お守りはいつ返納すればいいですか？

基本的には1年後にお返しします。 厄除け祈願を受けた神社やお寺に、1年後に「無事に過ごせました」と感謝を込めて返納しましょう。遠方の場合は、近くの神社の「古札納め所」でも大丈夫な場合が多いですが、宗派には注意してください。