2025年の大阪・夢洲で開催される大阪万博。真夏の来場も想定される中、「暑さ対策」は快適に楽しむための最重要ポイントです。35℃超えの猛暑日が続く時期、長時間の屋外移動やパビリオン待機で、熱中症リスクが高まるのは避けられません。
この記事では、実際に現地で使える「涼しい休憩スポット」や「クールダウン設備」、「おすすめの持ち物や行動プラン」まで徹底解説!冷房が効いた屋内施設から、氷パネルやミスト付きのスポット、木陰でひと休みできる穴場まで、今から知っておきたい最新情報をまとめています。暑さに負けず、安心して万博を楽しむための完全ガイドをお届けします!
- 万博会場内で涼しく過ごせるスポットを7か所紹介
- 関西パビリオンや氷のスポットなど冷房&自然の力を活用
- 子連れや高齢者にもやさしい休憩場所
- 効率よく回れる暑さ対策プラン
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現地で役立つ!おススメ便利アイテム
①万博のグルメガイドブック:各国のグルメが分かりやすくまとまってて便利!
各国の人気グルメやフードエリアの雰囲気がひと目でわかる「万博グルメガイドブック」は、万博を訪れるならぜひ手に入れておきたい便利アイテム。主要駅などで無料配布されているほか、公式サイトからのダウンロードも可能なので、事前にチェックしておくと当日の動きがぐっとラクになります。

②大阪万博のパビリオンなど一番分かりやすくて詳しい:つじさんの地図

パビリオン巡りするための情報を詳しくまとめてくれた地図を、セブンのネットプリントでダウンロードできます。
大阪万博は暑い?涼しく快適に過ごすための基本知識
大阪万博は2025年の夏、全国から多くの来場者が集まる一大イベントです。開催期間は4月〜10月と長く、特に7月〜9月は連日真夏日が続き、屋外での長時間移動や行列待機によって熱中症のリスクが非常に高くなります。
しかも、今年(2025年)は6月の時点ですでに気温30℃超えの猛暑日が続出しており、例年以上に早く“真夏の暑さ”が到来しています。そんな中での来場は対策を怠ると体調を崩す恐れも…。万博会場の気候や環境の特徴、そして安心して楽しむための基本的な暑さ対策のポイントをしっかり解説します。
まずは、「実際どれくらい暑くなるのか?」を具体的な気温データとともに見ていきましょう。
夏の大阪万博はどれくらい暑い?気温と環境
大阪は全国でも気温が高めのエリアで、特に万博会場がある夢洲(ゆめしま)は海沿いにあるため、湿度も高く体感温度が上がりやすい地域です。過去の夏のデータでは、7月〜8月は最高気温が35℃を超える日もあり、アスファルトの照り返しも強烈。万博会場は広大な敷地を歩いて移動するため、炎天下では短時間でも体力を消耗しやすくなります。
さらに、会場内には日陰が少ないエリアもあり、建物と建物の間を移動する際は特に注意が必要です。運営側も暑さ対策を進めており、ミストスポットや氷パネルを設置したクールゾーンも増やしていますが、自分自身でもしっかり対策をしておくことが大切です。
気象庁のデータによると、2023年の大阪の8月平均気温は29.4℃、最高気温は38.4℃。この数値を見ても、万博期間中の暑さは本格的だということが分かります。ですから、「帽子・日傘・携帯扇風機・冷却スプレー」など、暑さをしのぐアイテムは必須ですよ。

熱中症対策に必要な装備と心構え

大阪万博を楽しむには、まず「熱中症対策を前提に準備すること」が大切です。暑い中を長時間歩いたり並んだりするため、十分な装備と心構えが必要になります。会場にはミストや屋内施設があるとはいえ、混雑時は使えないことも。だからこそ「自分の身は自分で守る」意識が重要なんです。
持ち物のおすすめは以下のとおりです。
- 冷却スプレーやクールネックリング
- 折りたたみ日傘や帽子
- 携帯扇風機やハンディミスト
- ペットボトルや冷たい飲料の持参
- 凍らせたおしぼりやタオル
暑さに負けない行動ポイントも押さえておこう
装備だけでなく、当日の過ごし方も重要です。たとえば「こまめな休憩」を意識する、「並ぶ前に水分補給を済ませる」「午前中に屋外を優先して回る」など、時間帯と場所を工夫するだけで体への負担が大きく変わります。また、万博会場の一部では無料の給水所や自販機が設置されているので、喉が渇く前に水分を取ることを習慣にしておきましょう。
さらに、スマホの熱暴走も注意ポイント。モバイルバッテリーを日陰で使う、スマホをポケットに入れっぱなしにしないなど、小さな工夫がトラブル回避につながります。自分も周りの人も守る意識を持って、安心・安全に万博を楽しみましょう!

涼しく休める!大阪万博のおすすめクールスポット7選
会場が広くて歩き回ることが前提の大阪万博では、ちょっと涼める休憩スポットを知っておくことが快適さの鍵になります。冷房が効いた建物、ミストや氷で体感温度を下げられる場所、そして静かに座って休める空間。実際に現地を訪れた人の声や最新情報をもとに、「ここなら安心して涼める!」という7つのスポットを厳選してご紹介します。どこにあって、どんな設備があるのかも詳しく解説していきますので、事前にチェックしておくと当日とても役立ちますよ。
1. 関西パビリオン横「冷房完備の屋内休憩所」

最初にご紹介するのは、東ゲートゾーンの関西パビリオン横にある「冷房完備の屋内休憩所」です。ここはベンチ席やソファが設置された広い室内空間で、冷房も強めに効いており、暑さで火照った体をしっかりクールダウンできます。座席数も比較的多く、入場制限なども基本的にないため、気軽に立ち寄れるのがうれしいポイントです。
また、子連れや高齢者にとっても安心な設計になっており、段差のないバリアフリー仕様。ベビーカーごと入れるスペースや、多目的トイレもすぐそばにあるため、家族での来場にもぴったりです。場所は東ゲートから入ってすぐのエリアなので、到着直後や帰り際にも立ち寄りやすいのが便利ですね。

静かで広々、カームダウンルームも併設
この休憩所には「カームダウンルーム」という静かな個室スペースも併設されており、感覚過敏のある方や、ちょっと一人になって落ち着きたい方にとってはありがたい場所です。騒音が少なく、照明も控えめに設計されているので、まさに「静けさを求める人」のための空間です。
他にも「診療所(9:00~16:30)」も併設されています。急な体調不良やケガなどにも対応してもらえるので、万が一のときも安心です。
(→施設について詳しくはこちら)
また、室内には無料Wi-Fiやスマートフォンの充電コーナーも設けられていて、クールダウンしながら情報収集や予定の確認ができるのも嬉しいところ。人混みから少し離れて、自分のペースで過ごせる空間として非常に人気があります。混雑しやすい昼前後を避けて、朝か夕方を狙うとスムーズに利用できますよ。
2. 進歩の広場「氷のクールスポット」

万博会場の南西エリア(Saving Livesゾーン)にある「進歩の広場」には、大注目のダイキン提供〈氷のクールスポット〉が設置されています。透明な冷却パネルを使った構造で、屋外にいながら“木陰のような涼しさ”を体感できる休憩エリアです。
この場所の主役は「冷輻射(れいふくしゃ)」技術を活用した冷却パネル。氷そのものではありませんが、表面温度は3〜8℃程度に保たれ、直接風が当たらなくても周囲がひんやり感じられるのが特徴です。
屋根は太陽光パネルで覆われ、高さ約5.5mの開放的な空間。内側には木組みの格子と木製ベンチが並び、**約30席**確保されています。大屋根リングからもアクセスしやすく、屋外散策の“中継地点”として立ち寄りやすい配置になっています。
実際に入ると「急に涼しい」と感じる人が多く、体感温度が3〜8℃下がる効果も報告されています。暑い午後の時間帯でも、このクールスポットでしっかり休めば、体力の回復が期待できます。

なお、公式にはミストの常時噴霧は未確認ですが、屋根の構造と冷却パネルの組み合わせで非常に快適と好評です。混雑しがちな11時〜15時を避け、午前中か夕方近くに訪れると、特に快適に過ごせます。
小さなお子さまやご年配の方、暑がりな人には特におすすめ。屋外の暑さが厳しい夏の日にこそ立ち寄りたい、“実力派クールスポット”です。

3. バーレーン館・クウェート館・シンガポール館横の休憩ゾーン

会場の南西エリアに並ぶバーレーン館、クウェート館、シンガポール館の周辺には、意外と知られていない快適な休憩スポットがあります。これらのエリアは建物の配置上、自然と木陰ができやすく、風通しも比較的良好。そのため、屋外であっても比較的涼しく過ごせるのが特徴です。
各国パビリオンの間には屋根付きベンチや小さな広場もあり、少し休んでから次のエリアに向かうにはちょうどいい立ち寄りポイントになっています。パビリオン見学の合間に軽く腰掛けたり、水分補給したりするのにも便利。しかも、比較的混雑が少ない時間帯が多く、「人混みを避けて休みたい」という方にとっては穴場のエリアです。
木陰とベンチが充実!海外パビリオン周辺の穴場
これらのエリアの魅力は、何といっても「自然の日陰」と「ゆったり座れるベンチ」が豊富にあること。特にバーレーン館前の小広場には大きな木がいくつも植えられていて、日中でも直射日光を避けながら休憩できます。施設の影をうまく活用して配置されたベンチもあり、風が抜けるような涼しさを感じられるのが特徴です。
また、シンガポール館の横には、緑が多く静かな雰囲気のエリアが広がっており、写真を撮りながら一息つくのにもぴったり。全体的に「海外の雰囲気」を感じられるスポットでもあるので、ちょっとした異国気分も味わえますよ。クールスポットとしてはもちろん、気持ちのリフレッシュにも最適な場所です。
4. 大屋根リング下の涼しい日陰エリア
会場の中央をぐるりと囲むように設計されている「大屋根リング」。この構造体の下には広い日陰ができていて、歩いているだけでも体感温度がかなり下がります。屋根は高さがあり、自然の風が通り抜けるため、ムワッとした熱気がこもりにくく、見た目以上に涼しいと感じるスポットです。
このエリアは会場のほぼ中心部に位置し、どのゾーンへもアクセスしやすいため、移動の中継ポイントとしても重宝されます。ベンチや腰掛けスペースも整備されており、イベント観覧や待ち合わせの合間に立ち寄るのにも便利。動線上にあるため、ふらっと自然に入っていける気軽さも魅力です。
雨でも安心、風通しの良い構造で快適
大屋根リングのもうひとつのメリットは、「雨天時でも濡れずに過ごせる」という点。突然の雨でもしっかりとした屋根が守ってくれるので、傘をささずにそのまま休憩できるんです。しかも、構造的に風が通り抜けるようになっているため、雨の日特有の蒸し暑さを感じにくい設計になっています。
また、屋根の裏には照明や演出装置も設置されており、夕方や夜になるとライトアップされて幻想的な雰囲気に。昼間は涼しい休憩スポット、夜はフォトジェニックな観賞エリアとして活躍する、まさに一石二鳥の空間です。タイミングを見て立ち寄れば、心も身体もリセットできますよ。

5. 静けさの森ゾーンの「癒し休憩所」

にぎやかな万博会場の中で「ちょっと静かに休みたいな…」と思ったときにぴったりなのが、「静けさの森ゾーン」にある癒しの休憩所です。このエリアは木々に囲まれており、都心の喧騒を忘れさせてくれるような静かな雰囲気が魅力。森の中を散策するような感覚で歩ける自然重視の設計になっていて、暑さを忘れて心が落ち着く空間です。
木漏れ日の中でゆっくり座れるベンチや、足元が土やウッドチップで覆われた歩きやすい小道が整備されていて、五感でリフレッシュできるのがポイント。自然音が聞こえる落ち着いた環境は、特に感覚過敏な方や人混みが苦手な方にもおすすめされている癒しスポットです。
森林浴気分でひと息、ベンチ多めのスポット
この「静けさの森ゾーン」の休憩所では、木陰の中に複数のベンチが点在しており、混雑しづらく、ゆったりとした時間が流れています。日差しを直接浴びずに済む上、森の自然の中で過ごすことで、まるで森林浴をしているようなリラックス感を味わえます。
また、エリア内には自動販売機や冷水機も設置されており、ちょっとした水分補給にも便利。まさに「身体を休めながら、心も休まる」理想的なスポットです。歩き疲れた午後や、人の多さに圧倒されたときなど、一度訪れてみる価値アリですよ。
6. 団体用休憩室(西側・屋内)

会場の西側にある「団体用休憩室」は、その名の通り大人数でも利用できる広々とした屋内施設です。名前だけを見ると「団体専用?」と思ってしまいますが、実は一般来場者も自由に使える開放型の休憩所となっています。天候に左右されず、強い日差しや雨からしっかり守られた快適なスペースです。
この施設は特に冷房がしっかり効いていて、入った瞬間に「涼しい〜!」と実感できるのが魅力。座席数も多く、通路も広々しているため、ベビーカーや車椅子の方でも安心して利用できます。食べ物の持ち込みもOKなので、お昼やおやつをここでゆっくり楽しむのもアリですね。
誰でも利用可!大型ソファと冷房あり
この団体休憩室の特徴は、「大型ソファ」「冷房の強さ」「自由な利用」がそろっている点。ふかふかのソファに体を預けて一休みすれば、歩き疲れた脚もじんわり回復します。飲食スペースも併設されているので、冷たい飲み物や軽食をゆっくり楽しめるのも魅力です。
また、施設内には案内スタッフも常駐しており、道に迷ったときの相談や緊急時の対応もしてもらえる安心の拠点。休憩と同時に情報収集もできる便利な場所として、多くの来場者に利用されています。午後の混雑前に、午前中のタイミングで訪れるのがおすすめです。
7. ギャラリーEAST・木造校舎など静かに涼める建築物
最後に紹介するのは、会場内でも比較的「静けさ」と「落ち着き」を感じられる場所として話題の「ギャラリーEAST」と「木造校舎」エリアです。これらは展示・芸術をテーマにした建物で、派手なパビリオンと違って人の流れが少なく、冷房の効いた空間でゆったりと過ごせるのが特徴です。
特にギャラリーEASTは、屋内展示やアート鑑賞を通じて「涼みながら感性を刺激できる」絶好のスポット。天井が高く、照明も控えめに設計されているため、視覚的にも落ち着く空間です。また、座って観覧できるコーナーも用意されており、体を休めながら楽しめるのも嬉しいポイント。
人が少なめで落ち着ける室内スポット
木造校舎の建物は、その名の通り温かみのある木造建築が再現された空間で、冷房もしっかり効いています。静かなBGMが流れる中、椅子に座ってほっと一息つける雰囲気は、まさに“都会の中の避暑地”といえる存在。人混みを避けたい方や、子どもが眠くなってしまったときなどにも重宝する場所です。
また、これらの建物は展示内容も充実しており、ただの休憩所ではなく「学び」や「癒し」を得られる空間でもあります。静かで快適な時間を過ごしつつ、気分転換もできる、まさに穴場的な涼みスポットとしておすすめです。混雑時の避難所的な使い方もできますよ。
効率よく回る!暑さ対策に役立つ行動プランと便利情報
せっかくの大阪万博、暑さにバテてしまっては楽しさも半減してしまいますよね。ここでは、少しの工夫で快適に過ごせる「行動のコツ」と「使えるサービス」をご紹介します。事前に知っておくと、混雑を避けつつ効率よく回ることができて、体力の消耗も最小限に抑えられますよ。来場時間の調整や、アプリの活用、移動ルートの工夫など、実践的なヒントをお伝えします。

涼しい時間帯の活用と回り方の工夫
大阪万博を快適に楽しむためには、暑さが本格化する時間帯(11時〜15時)をなるべく避けるのが鉄則です。おすすめの時間帯は、開場直後の朝9時〜10時半までと、夕方16時以降。この時間帯は気温も落ち着きやすく、人も分散していて動きやすいですよ。
朝のうちに屋外の人気スポットを優先的に回り、昼前後は屋内パビリオンやクールスポットで涼しく過ごすと、体力の消耗を抑えつつ効率よく楽しめます。逆に、真昼に屋外を移動し続けると、知らないうちに熱中症リスクが高まってしまいます。
さらに便利なのが「会場マップと公式アプリ」の活用。リアルタイムで混雑状況や施設の待ち時間が分かるので、無駄な移動や並び時間を減らすことができます。また、アプリ上で「近くの涼しい場所」を検索することも可能なので、暑さに応じた行動計画が立てやすくなります。
体調を崩す前にこまめにクールダウンすること、そして「休むタイミング」をあらかじめ決めておくことが重要です。1時間に1回は必ず日陰または屋内に入るようなペースを意識するだけでも、安心感が違ってきますよ。
大阪万博の涼しい場所・休憩スポットに関するQ&A
ここでは、大阪万博の涼しい場所や暑さ対策について、よくある質問をQ&A形式でまとめました。疑問や不安を解消して、快適な万博体験に役立ててください。
- 万博会場内で冷房がある場所はどこですか?
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関西パビリオン横の屋内休憩所、団体用休憩室、ギャラリーEASTなどに冷房がしっかり効いています。比較的空いている午前中や夕方の利用がおすすめです。
- 氷やミストで涼める場所はありますか?
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進歩の広場にある「氷のクールスポット」では、氷パネルとミストの組み合わせで体感温度を3〜8℃下げる効果があり、暑さ対策に最適です。
- 混雑を避けて休める穴場スポットは?
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静けさの森ゾーンやバーレーン館・シンガポール館周辺など、比較的人が少ないエリアにベンチや木陰があります。特に午後の利用が狙い目です。

暑い季節の万博でも、ちゃんと「涼しい場所」を知っていれば一日中快適に楽しめるよ!しっかり対策して、安心・安全に楽しもうね!