2026年2月に開幕するミラノ・コルティナ冬季オリンピック。全日本スキー連盟(SAJ)からは、世界を舞台に戦う強力な日本代表メンバーが続々と内定しています。
しかし、「スキー」と言ってもその種目は多岐にわたります。アルペンやジャンプだけでなく、モーグル、そして今大会から採用された新競技まで、どこに注目すればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2026年大会のスキー日本代表に関する最新情報(2026年1月20日内定分)を完全網羅しました。各種目の特徴や注目選手の強み、そして観戦スケジュールを、表を使って一目でわかるよう整理しています。
ミラノ・コルティナ2026スキー日本代表:全競技・注目選手一覧
今大会のスキー競技は、従来の6カテゴリーに新競技「スキーモ」を加えた7つの舞台で熱戦が繰り広げられます。まずは、各競技の日本代表(内定・有力候補)とメダル期待度を一覧で確認しましょう。
| 競技カテゴリー | 主要種目 | 注目選手 | メダル期待度 |
| アルペン | 回転、大回転 | 相原 史郎、安藤 麻 | ★★★☆☆ |
| スキージャンプ | ノーマル、ラージ | 丸山 希、高梨 沙羅、小林 陵侑 | ★★★★★ |
| フリースタイル | モーグル、HP | 堀島 行真、川村 あんり | ★★★★★ |
| ノルディック複合 | 個人、団体 | 渡部 暁斗、山本 涼太 | ★★★★☆ |
| クロスカントリー | フリー、クラシカル | 馬場 直人、廣瀬 崚 | ★★☆☆☆ |
| スキーモ | スプリント、リレー | 日本代表チーム | ★★★☆☆ |
※HP:ハーフパイプ、SS:スロープスタイル、BA:ビッグエア

2026年スキー日本代表は誰?注目選手とメダル候補を徹底解説
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック。全日本スキー連盟から日本代表として世界に挑むメンバーたちが発表されました。
今大会の日本勢は前回のメダリストだけでなく、世界ランキング1位に君臨する若手選手が数多く揃っているのが特徴です。まさに史上最強のチームといっても過言ではありません。
スキーやスノーボードは種目がたくさんあって分かりにくいと感じるかもしれませんが、注目ポイントを知っておくだけで応援がぐっと楽しくなります。今回は全7競技の日本代表メンバーと、メダルを狙える理由を分かりやすくまとめました。
アルペンスキーは正確なターン技術で世界の壁に挑む
アルペンスキーは、山の斜面を猛スピードで滑り降りてタイムを競う競技です。日本勢は、細かいカーブを繰り返す技術系の種目で世界と戦っています。
男子の相原史郎選手は、今シーズンの世界大会で不利な状況から一気に順位を上げるなど、今とても勢いに乗っている選手です。女子の安藤麻選手も、世界ランキングで常に上位に名前を連ねる安定感があり、五輪でも大崩れしない強さを持っています。
| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| 男子回転(スラローム) | 相原 史郎 | 難しいコースほど力を発揮する、今注目の急成長株です。 |
| 女子回転(スラローム) | 安藤 麻 | 確実に上位に残る安定した技術は、世界でも高く評価されています。 |
| 女子大回転 | 新井 真季子 | 長年の経験を活かした、迷いのないコース取りが持ち味です。 |
日本の選手は、氷のように固い斜面でもスキーの刃をしっかり立てて滑る技術がとても上手です。この正確な技術が、ヨーロッパの強豪選手たちを追い詰める大きな武器になります。
コース(ボルミオ / コルティナ)と日本選手との「相性」
氷のように固い雪面と、複雑にねじれた超難関コースが特徴です。日本代表の相原史郎選手や安藤麻選手が持つ、固い雪面を正確に捉える「エッジング技術」が活きる設定です。コースが難しいほど、丁寧な滑りをする日本勢にチャンスが生まれます。
スキージャンプは新エースの丸山希選手とレジェンドたちに注目
日本が最も金メダルに近いと言われているのがスキージャンプです。今大会からは女子の大きなジャンプ台(ラージヒル)も種目に加わり、日本勢にはさらにチャンスが広がっています。
女子は丸山希選手が今シーズン、世界大会で何度も優勝する大活躍を見せていて、新しいエースとして期待されています。これに加えて4回目の五輪となる高梨沙羅選手も、悲願の金メダルに向けて調子を上げてきています。
| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| 女子個人 | 丸山 希 | 今シーズン6勝と絶好調で、世界ランキングでもトップを争っています。 |
| 女子個人 | 高梨 沙羅 | 圧倒的な実績と経験があり、大舞台での集中力は抜群です。 |
| 男子個人 | 小林 陵侑 | 前回の金メダリスト。大きなジャンプ台を得意としていて、連覇も狙えます。 |
| 男女混合団体 | 日本チーム | 強い選手が男女ともに揃っているため、全員でメダルを狙える種目です。 |
男子は絶対的なエースの小林陵侑選手が中心となります。今大会は日本チーム全体で複数のメダルを獲る可能性が非常に高いので、毎日の試合から目が離せません。
コース(ヴァル・ディ・フィエンメ)と日本選手との「相性」
風が比較的安定していることで知られる会場です。風に左右されにくい安定したフォームを持つ高梨選手や自力で飛距離を伸ばせる丸山選手にとって、実力を発揮しやすいジャンプ台といえます。

ノルディック複合はレジェンド渡部暁斗選手の集大成
ジャンプの技術と、クロスカントリーの体力の両方が必要なのがノルディック複合です。スキー競技の中で最も万能な選手を決めるため、キング・オブ・スキーと呼ばれています。
ベテランの渡部暁斗選手は今回が6回目の五輪で、これまでの経験をすべてぶつける覚悟で挑みます。一方で若手の山本涼太選手はジャンプが世界でトップクラスに上手く、前半でリードを作って逃げ切る得意のパターンを持っています。
| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| 男子個人 / 団体 | 渡部 暁斗 | 誰よりも経験が豊富で、レースの流れを読む作戦勝ちが期待できます。 |
| 男子個人 / 団体 | 山本 涼太 | ジャンプで大きく飛び、有利な状態で後半の走りに繋げるのが強みです。 |
| 男子個人 | 谷地 宙 | 後半の粘り強い走りが持ち味で、着実に順位を上げる力があります。 |
日本勢はジャンプの得点を高く稼ぐことができるので、前半のジャンプで良い位置につけるかどうかがメダル獲得のポイントになります。
コース(ヴァル・ディ・フィエンメ)と日本選手との「相性」
この会場は伝統的に「しっかり整備された走りやすいコース」として有名です。
日本の渡部暁斗選手や山本涼太選手は、無駄のないきれいなフォームで滑るのが得意です。コースが荒れにくく、自分のリズムを守りやすいこの会場は、体力を温存しながら最後にスプリント勝負をかける日本勢の作戦にぴったりです。
フリースタイルスキーは華麗なモーグルでメダルを目指す
コブが並んだ急斜面を滑り降りるモーグルは、日本が伝統的に強い種目です。滑るスピードだけでなく、途中で行う2回のジャンプの美しさも競います。
男子の堀島行真選手は、今シーズンも世界大会で優勝を重ねていて、金メダル候補の筆頭です。女子も川村あんり選手や冨髙日向子選手など、メダルを狙える実力者が揃っています。
| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| 男子モーグル | 堀島 行真 | 世界トップクラスの滑る速さと、難しい空中技を組み合わせた滑りが魅力です。 |
| 女子モーグル | 冨髙 日向子 | ターンの技術がとても丁寧で、審判からの評価が高い安定した滑りを見せます。 |
| エアリアル | 五十嵐 瑠奈 | 空中で何度も回転する難しい技に挑戦しており、一発逆転の魅力があります。 |
日本勢の強みは、膝を柔らかく使ってコブの衝撃を吸収するターンの美しさです。見た目にも派手で分かりやすい競技なので、初めて観戦する方にもおすすめです。
コース(リヴィーニョ)と日本選手との「相性」
斜面が急でコブが深く刻まれやすいタフな設定が予想されます。足腰の強さと、膝を柔らかく使う技術では日本勢は世界一といわれており、この難しいコースこそが堀島行真選手たちの味方になってくれるはずです。
クロスカントリーは雪上のマラソンで世界の強豪に食らいつく
クロスカントリーは長い距離をスキーで走り抜ける、まさに雪上のマラソンです。近年、日本勢は体力面だけでなくスキーの滑らせ方などの技術面でも世界との差を詰めています。
エースの馬場直人選手は、長い距離でも最後まで体力が落ちない粘り強さがあります。リレー種目ではチーム全員で力を合わせて、過去最高の順位を狙います。
| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| 男子30km / 50km | 馬場 直人 | ヨーロッパの強い選手たちとも対等に走れる持久力が武器です。 |
| 男子15km / 団体 | 廣瀬 崚 | フォームがとてもきれいで、効率よくスピードを出すことができます。 |
| 男子全般 | 山﨑 大翔 | 20歳の新星として、初めての五輪でどこまで通用するか楽しみな選手です。 |
北欧などの強豪国が非常に多い種目ですが、日本勢も着実にレベルが上がっています。特に後半のスプリント勝負での粘りに注目してみてください。
コース(ヴァル・ディ・フィエンメ)と日本選手との「相性」
この会場は伝統的に「しっかり整備された走りやすいコース」として有名です。
日本の渡部暁斗選手や山本涼太選手は、無駄のないきれいなフォームで滑るのが得意です。コースが荒れにくく、自分のリズムを守りやすいこの会場は、体力を温存しながら最後にスプリント勝負をかける日本勢の作戦にぴったりです。
スキーモは今大会から始まる大注目の新しい競技
今大会から新しくオリンピック種目に選ばれたのがスキーモ(山岳スキー)です。スキーを履いて雪山を登り、時にはスキーを背負って走り、そして最後に一気に滑り降りるという、とてもタフな競技です。
日本代表チームは、国内の山岳レースで無敵の強さを誇るメンバーで構成されています。特に道具を素早く付け替える技術は世界でもトップレベルと言われています。

| 種目 | 注目選手 | 最近の調子と強み |
| スプリント / 混合リレー | 日本代表チーム | 登りから滑りへの切り替えがとても速く、数秒を争う接戦に強いです。 |
これまでのスキー競技とは全く違う動きが見られるので、新しいもの好きなファンにとって一番の注目競技になるはずです。
【新採用】スキーモ(山岳スキー)の見どころとルール
今大会から正式種目となった「スキーモ」は、スキーを履いて雪山を登り、滑り降りるタイムを競う、究極の持久力競技です。
- 競技の流れ: 「スキーで登る」→「スキーを背負って走る」→「シール(滑り止め)を剥がして滑る」という工程を繰り返します。
- 見どころ: 道具を切り替える「トランジション」の素早さです。わずか数秒でスキーを脱着する技術は、まるでF1のピット作業のような緊張感があります。
日本代表チームも、山岳競技のスペシャリストを揃え、欧州勢の牙城を崩すべく調整を続けています。

コース(ボルミオ)と日本選手との「相性」
険しい山岳地帯が舞台ですが、途中で「スキーを背負って走る」工程があります。登山やトレイルランで足腰を徹底的に鍛え上げた日本勢にとって、この担ぎ区間での逆転が狙えるコースです。
ミラノ・コルティナ2026 注目競技の観戦カレンダー
日本代表のメダル獲得チャンスが特に高い種目をピックアップしました。日本時間はイタリアとの時差(8時間)により、多くが深夜から翌朝にかけての放送となります。
| 日付(日本時間) | 注目種目・決勝 | 期待の選手 | 放送・観戦のポイント |
| 2月8日(日) 2:45〜 | ジャンプ 女子ノーマルヒル | 丸山 希、高梨 沙羅 | 日本女子初の金メダルへ。丸山選手の勢いに注目。 |
| 2月10日(火) 3:30〜 | スノーボード 女子ビッグエア | 村瀬 心椛 | 女子世界初の超大技「1620」が飛び出すか。 |
| 2月11日(水) 2:45〜 | ジャンプ 混合団体 | 日本代表チーム | 男女のエースが揃う日本。北京の悔しさを晴らす一戦。 |
| 2月12日(木) 2:00〜 | フリースタイル モーグル男子 | 堀島 行真 | 世界ランク1位の堀島選手。悲願の金メダル最有力。 |
| 2月16日(月) 2:45〜 | ジャンプ 女子ラージヒル | 丸山 希、高梨 沙羅 | 今大会から初採用。飛行距離の出るラージは日本に有利。 |
| 2月18日(水) 2:00〜 | ノルディック複合 個人ラージヒル | 渡部 暁斗、山本 涼太 | レジェンド渡部選手の集大成。山本の先行逃げ切りに期待。 |
【重要】放送スケジュールの確認方法
最新の放送スケジュールは、大会直前にNHKや各民放の公式サイト、または「TVer」などで公開されます。ネット配信であれば、見逃し配信やリアルタイム視聴も可能ですので、今のうちにアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。
まとめ:日本代表の歴史的瞬間を見逃さないために
ミラノ・コルティナ2026のスキー日本代表は、これまでにないほど「全カテゴリーでメダルを狙える」史上最強の布陣です。
アルペンやジャンプの伝統的な強さに加え、リースタイルの圧倒的な世界ランク、そしてスキーモという新しい挑戦。日本代表選手たちがイタリアの雪原で日の丸を掲げる瞬間は、私たちに大きな感動を与えてくれるはずです。

大会期間中も最新の結果速報や選手の独占インタビューを随時更新していきます。ぜひ、ブックマークしてチェックしてください。日本代表を全力で応援しましょう!
ミラノ・コルティナ2026スキー日本代表:よくある質問(FAQ)
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックに向けて、日本代表の選考状況や観戦方法など、多くの方が気になっている疑問をまとめました。
- 日本代表のメンバーはいつ、どのように決まりますか?
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スキー競技の日本代表は、全日本スキー連盟(SAJ)が定める派遣推薦基準に基づいて選ばれます。基本的には、2025/2026シーズンのワールドカップ(W杯)や世界選手権での順位が主な判断材料となります。
2026年1月20日には、すでに主要種目の内定選手が発表されました。今後は、1月下旬から2月上旬にかけて行われる最終的なランキングの確定を待って、すべての代表メンバーが正式に決定する予定です。
- 試合はどこで視聴できますか? ネット配信はありますか?
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日本での放送は、NHK(総合・Eテレ・BS)や民放各局での生中継が予定されています。また、インターネット配信も充実しており、以下のサイトやアプリでスマートフォンから手軽に視聴することが可能です。
- TVer: 民放各局が放送する競技をリアルタイムで無料配信するほか、ハイライト動画も視聴できます。
- NHK ONE(新・NHKプラス): NHKが放送する全種目のライブ配信や、一定期間の見逃し配信が予定されています。
- 五輪公式YouTubeチャンネル: 試合後のハイライトシーンを中心に、決定的な瞬間を確認するのに便利です。
- チケットはどこで購入できますか?
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現地での観戦チケットは、ミラノ・コルティナ2026の公式チケット販売サイトからデジタル形式で購入できます。現在は一般販売が行われており、先着順で希望の種目を選ぶことが可能です。
また、公式の支払い方法として「Visa」が推奨されています。日本からのツアー形式で観戦したい場合は、公式ホスピタリティパッケージを扱っている近畿日本ツーリストなどの旅行会社をチェックするのも一つの手です。
- 今回から新しく加わる種目はありますか?
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今大会の大きな注目ポイントは、以下の2つの新しい動きです。
- 女子ラージヒルの新採用: スキージャンプ女子で、より大きなジャンプ台を使う「ラージヒル」が初めてオリンピック種目になりました。
- 新競技「スキーモ(山岳スキー)」: 雪山を登り、担ぎ、滑り降りる耐久競技が初めて採用されました。
どちらも日本勢が得意とする技術や体力が試される種目なので、初開催でのメダル獲得に大きな期待がかかっています。
- イタリアとの時差は何時間ですか? 夜更かしが必要ですか?
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イタリア(ミラノ)と日本の時差は「8時間」です。日本の方が8時間進んでいるため、現地の夕方から夜に行われる決勝種目は、日本では深夜から翌朝にかけての放送となります。
特にスノーボードやジャンプの決勝は日本時間の早朝(午前3時〜4時頃)に行われることが多いため、リアルタイムで応援するなら早寝早起き、あるいは少しの夜更かしが必要になりそうです。








