「2955」から始まる電話番号の正体は?出てしまった時のリスクと撃退法

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スマートフォンに見慣れない「+295」から始まる番号、特に「2955」から始まる番号から着信があり、不安を感じていませんか。 心当たりのない国際電話は、その多くが「国際ワン切り詐欺」や「なりすまし詐欺」の踏み台として利用されている非常に危険な番号です。 中には、警察(0110)や公的機関を装った巧妙な手口も確認されており、一歩対応を間違えると金銭的な被害だけでなく、個人情報の流出を招く恐れもあります。

この記事では、WebセキュリティとSEOの専門的な視点から、+2955から始まる電話番号の正体、かかってくる理由、そして万が一対応してしまった際の具体的な対処法を分かりやすく解説します。 この記事を読み終える頃には、不審な電話に対する不安が解消され、二度と迷惑電話に悩まされないための確実な対策が身についているはずです。

この記事で分かること
  • +2955は特定の国ではなく、VoIP技術を用いた「番号偽装」である可能性が高いこと
  • 末尾0110など警察や公的機関を名乗る、心理的な隙を突く最新のなりすまし詐欺の手口
  • 電話への応答や折り返し発信によって発生する、高額通話料や情報漏洩などの具体的なリスク
  • iPhoneやAndroidの標準機能、および各通信キャリアで設定可能な「国際電話拒否」の具体的な手順
目次

+2955から始まる電話番号の正体と急増する背景

結論から申し上げますと、+295から始まる電話番号は、特定の国からかかってきているとは限りません。 多くのWebサイトでは「エリトリア」や「トーゴ」の番号であると紹介されていますが、正確には、国際電気通信連合(ITU)の最新の割り当てリストにおいて、+295は現在「未割り当て」または「予約済み」の番号となっています。 つまり、実在する特定の国に正式に割り振られた国番号ではない可能性が高いのです。

では、なぜ実在しない国番号から電話がかかってくるのでしょうか。 その背景には「VoIP(IP電話)」や「番号偽装(スプーフィング)」という技術の悪用があります。 詐欺グループはインターネット回線を利用し、発信元の番号を自由に書き換えることができるシステムを使っています。 彼らが「+295」という番号を選ぶのは、日本のユーザーにとって馴染みがなく、かつ「+29」から始まる他のアフリカ諸国の番号に見せかけることで、発信元を特定しにくくするためだと考えられています。

近年、このような不審な国際電話が急増している理由は、国内のIP電話(050番号)に対する本人確認の厳格化にあります。 日本国内での番号取得が難しくなった詐欺グループが、規制の緩い海外の通信回線を経由し、自動発信システム(オートダイヤラー)を使って無差別に電話をかけ続けているのが実態です。

「+295-xxxx-0110」はなぜ危険?警察・行政を騙る最新手口

最近の報告で特に目立つのが、電話番号の末尾が「0110」となっているケースです。 日本の警察の短縮ダイヤルである「110」や、警察署の代表番号の下4桁に使われる「0110」を模倣することで、受信者に「警察からの緊急連絡かもしれない」という心理的なプレッシャーを与えます。 しかし、日本の警察が海外の番号(+295)を使って日本の国民に連絡してくることは、業務上あり得ません。

具体的な詐欺の手口としては、以下のようなパターンが確認されています。

  • 警察官を名乗る特殊詐欺: 「あなたの銀行口座がマネーロンダリング(資金洗浄)に悪用されている」「逮捕状が出ているが、保釈金を支払えば回避できる」などと脅し、金銭を要求します。
  • 総務省やNTTファイナンスを名乗る自動音声: 「未払いの料金があるため、2時間以内に通信を停止します」という自動音声を流し、オペレーターに繋がせるために数字の入力を促します。
  • 国際ワン切り詐欺: 1〜2回だけ呼び出し音を鳴らして切り、着信履歴を残すことで「折り返し電話」を誘導します。

特に警察を名乗るケースでは、漏洩した名簿をもとに本名を言い当ててくることもあり、驚いて信じてしまう方が少なくありません。 しかし、警察がLINEで連絡をしたり、ビデオ通話で警察手帳を見せたり、個人に現金の振り込みを要求したりすることはありません。これらはすべて、受信者を冷静にさせないための演出です。

私には警察官を名乗る特殊詐欺の電話でした

電話に出てしまった・折り返してしまった際のリスクと対処法

もしも「+295」からの電話に出てしまった場合、あるいは着信履歴を見て折り返してしまった場合、どのようなリスクが生じるのでしょうか。 状況に応じた影響と、今すぐ取るべき行動を整理しました。

1. 電話に出てしまった場合のリスク

日本国内で海外からの着信に応答した場合、受信者側に通話料が発生することは通常ありません。 しかし、最大のデメリットは「この番号は持ち主が反応する“生きた番号”である」と詐欺グループに認知されてしまうことです。 一度「反応があるカモ」としてリスト化(カモリスト)されると、今後さらに別の番号や別の手口で迷惑電話やSMSが届くようになり、攻撃の標的にされやすくなります。

2. 折り返してしまった場合のリスク

最も危険なのが、好奇心や不安からかけ直してしまう行為です。 +295への発信は「国際電話」扱いとなり、日本のキャリアからかけると30秒あたり100円〜250円程度の非常に高額な通話料が発生します。 詐欺グループは、わざと無音の状態を続けたり、「オペレーターに繋いでいます」といったガイダンスを流したりして通話時間を引き延ばそうとします。 気づいた時には、数千円から数万円の国際通話料が翌月の請求に上乗せされることになります。

3. 今すぐ取るべき対処法

万が一、折り返し電話をしてしまった場合は、すぐに以下の対応を行ってください。

  • 通話履歴の削除: 間違えて再度タップしてかけ直さないよう、履歴から削除します。
  • キャリアへの相談: ドコモ、au、ソフトバンクなどのカスタマーセンターに連絡し、不審な国際電話に折り返してしまった旨を伝え、高額な請求が発生していないか確認を依頼してください。
  • 警察相談専用電話(#9110)への通報: 金銭的な被害や、個人情報を伝えてしまった場合は、最寄りの警察署の相談窓口へ連絡しましょう。

二度とかかってこないための鉄壁の対策ガイド

不審な電話を未然に防ぐには、個別の番号ブロックだけでなく、より包括的な設定変更が有効です。 お使いのスマートフォンや契約キャリアに合わせて、以下の対策を実施してください。

iPhoneでの対策手順

iPhoneには、連絡先に登録されていない不明な番号からの着信を自動的に消音する機能があります。 「設定」アプリから「電話」を開き、「不明な発信者を消音」をオンにします。 これにより、知らない番号からの着信は履歴にのみ残り、着信音は鳴らなくなります。 また、個別の番号を拒否する場合は、着信履歴の「i」マークから「この発信者を着信拒否」を選択してください。

Androidでの対策手順

Androidでは、Googleの「電話」アプリに強力なスパム対策機能が備わっています。 アプリの設定メニューから「発信者番号/迷惑電話」を選択し、「迷惑電話を特定してブロック」を有効にします。 これにより、Googleのデータベースに登録されている疑わしい番号からの着信を自動的に遮断できます。

キャリアレベルでの「国際電話拒否」設定

これが最も強力な対策です。各通信キャリアは、海外からの電話をまるごとブロックするサービスを提供しています。

  • NTTドコモ: 「国際電話着信拒否設定」により、全ての海外からの着信、あるいは特定の国以外の着信を拒否できます。
  • au / ソフトバンク: 「国際電話利用休止」の手続きを行うことで、自分からの発信を制限するとともに、不審な着信を大幅に減らすことが可能です。

海外に家族や知人がいない場合は、これらの設定を有効にしておくことで、リスクを根本から断つことができます。 手続きの詳細は、各キャリアのマイページ(My docomo, My au, My SoftBank)からオンラインで簡単に行えます。

被害に遭ってしまった時の公的相談窓口一覧

もし「高額な料金が発生してしまった」「個人情報を伝えてしまった」という場合でも、一人で悩む必要はありません。以下の窓口が、あなたの状況に合わせた迅速な解決をサポートしてくれます。

相談窓口名電話番号・リンク相談内容・メリット
警察相談専用電話#9110事件になる前の段階で、警察官から今後の対応や法的なアドバイスが受けられます。
消費者ホットライン188不当な通話料請求や、怪しいサービス契約を迫られた際のトラブル相談に乗ってくれます。
警察庁 特殊詐欺対策ページ公式サイトはこちら「みんとめ」にて最新の詐欺犯人の音声や、具体的な被害事例を確認して自衛に役立てられます。
総務省 不審電話への注意喚起公式サイトはこちら総務省を名乗る電話の真偽確認や、行政としての公式な注意喚起ステートメントを確認できます。

まとめ:+295からの着信に出てしまっても慌てず冷静に対応を

「+295」や「2955」から始まる電話番号は、そのほとんどが正体不明の詐欺グループによる偽装番号です。 警察や公的機関の名前を出されたとしても、それはあなたの不安を煽るための嘘であることを忘れないでください。

不審な電話への対応は、以下の3原則を徹底するだけで十分に防ぐことができます。

  • 知らない国際番号(+から始まる番号)には出ない。
  • 着信履歴があっても絶対に折り返さない。
  • キャリアの国際電話拒否設定を活用して、物理的に遮断する。

万が一、金銭的な被害や個人情報の漏洩が疑われる場合は、迷わず警察相談専用電話(#9110)や、消費生活センターに相談してください。 正しい知識と設定を持っておけば、こうした迷惑電話は決して怖いものではありません。 今日からスマホの設定を見直し、安心できる通信環境を整えましょう。

よくあるQ&A:留守電やSMS、料金トラブルの疑問を解消

読者の皆様から寄せられる、+295関連のよくある質問をまとめました。

留守番電話に無言のメッセージが残っていました。これだけで被害はありますか?

メッセージを再生するだけであれば、高額な料金が発生したりウイルスに感染したりすることはありません。ただし、メッセージの内容が「至急こちらにかけ直してください」といった誘導であれば、絶対に無視して削除してください。

+295からSMS(ショートメール)が届き、URLが貼られていました。

非常に危険なフィッシング詐欺です。URLをタップすると、偽のログイン画面に飛ばされ、IDやパスワード、クレジットカード情報を盗まれる可能性があります。URLは絶対に開かず、メッセージごと削除してください。

不当な国際通話料を請求された場合、支払いを拒否できますか?

原則として、自身の操作で発信してしまった場合の通話料は支払う義務が生じます。しかし、詐欺であることが明らかな場合、キャリアによっては相談に乗ってくれるケースもあります。まずは証拠となる着信履歴を残したまま、キャリアの窓口へ相談してください。

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