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チャーリーとチョコレート工場の放送禁止説の真相と怖いシーンのリアル

『チャーリーとチョコレート工場』といえば、

怖いシーンがトラウマになった人もいるようです。

最近また放送禁止になっているという噂が流れています。

 

『チャーリーとチョコレート工場』が放送禁止と言われるのは、怖いシーンが理由なのでしょうか?

今回は、中止の理由や噂について考察していきます。

 

この記事で分かること

  • チャーリーとチョコレート工場は放送禁止なのか?
  • 主要キャストの死去と映画の都市伝説
  • チョコレート工場にまつわる恐ろしい噂とは?

チャーリーとチョコレート工場は放送禁止になっていない!?デマの理由に迫る

噂を聞いて調べてみましたが、

チャーリーとチョコレート工場』が放送禁止にはなっている事実はありませんでした。

 

単なる噂だったようですね。

では、なぜ噂になったのでしょうか?

 

まずは、テレビで放送される映画が減っていることが考えられますね。

動画配信サービスで映画を楽しむ人が増えたことで、テレビの映画放送が減少しています。

昔は毎日のようにあった映画番組も次第に廃止されて

今ではゴールデンタイムに定期的に放送されるのは、

金曜ロードショー(水曜ロードショーが金曜日に移動)のみとなっています。

 

『チャーリーとチョコレート工場』は人気作品ですが

他にも人気作品はたくさんあるので昔ほど頻繁に放送されないのではないかと思います。

 

テレビで映画を放送することが少なくなり、

チャーリーとチョコレート工場も見かけなくなって

「放送禁止になった?」と思う人がいたのかもしれませんね。

 

万人受けしない独特の世界観が地上波放送の障壁に

地上波で映画を放送する時は「視聴率」が重要視されます。

視聴率が高い番組は番組中に流れるCMの売上や

知名度が上がるといった理由からスポンサーがつきやすくなります。

 

逆に視聴率が低い番組はスポンサーにメリットがない事からスポンサーがつきにくくなります。

なので、テレビ局はできるだけ万人受けする視聴率の高い映画を放送したいと考えています。

 

チャーリーとチョコレート工場は世界的に高い評価を得ている一方で、

独特の世界観から面白くないと感じる人も多くいるようです。

 

放送しても視聴率を取れる可能性が低い事から放送される機会が減っているようです。

独特の世界観が逆に地上波放送の障壁となっているのかもしれませんね。

 

個性的な設定やキャラクターが生む「怖い」と話題のシーン

チャーリーとチョコレート工場には独特の世界観だけでなく、

個性的な設定やキャラクターが登場しますよね。中でも一部のシーンでは「怖い」という声が上がっているんです。

 

子供向け作品なのになんで怖いシーンがあるの?と疑問に思う人もいると思います。

ここからは、怖いと話題になったシーンを具体的に見ていきましょう。

燃え盛る人形や青紫色に変身するバイオレットなど衝撃的な描写

まず怖いシーンの代表例がチョコレート工場で歓迎のセレモニーの最中に人形が燃えるシーンです。

昔風の不気味な人形から火が出て、溶けていき目玉がドロッと落ちます。

小さな子供には確かにトラウマになりそうですよね。

 

続いて、お菓子の研究室で開発途中のガムを勝手に食べてしまうバイオレットが

顔が青紫色になりブルーベリーのような見た目へと変化してしまうシーン。

このシーンを怖いと思う人もいれば、

可愛いと思う人もいるようで評価は分かれるところです。

 

でも、ブルーベリー状態からは元に戻れないらしく、結構ショッキングなシーンですよね。

 

ほかにも、ベルーガが可愛いリス達を見て「一匹欲しい」と言い出し、

捕まえようとしたところ転倒し、その場にいる100匹のリスの大群に襲われるシーンなどがあります。

 

しかもこのリス、本当に生きているリスなんだとか。

半年かけて演技?芸?を仕込んだみたいですよ。そりゃリアルで怖いはずです!

 

ウンパルンパの不気味な踊りも子供にはトラウマに?

ウンパルンパとは小さいおじさんたちです。

不気味な音楽に合わせて歌ったり踊る姿が確かに怖い…。

 

チョコレート工場のお話という事で子供と一緒に観れそうですが、

小さなお子様はトラウマになるかもしれませんね。

トイレにひとりで行けなくなるお子さんもいたようです。

 

ほかの作品でも同じようなシーンはあると思いますが、

チャーリーとチョコレート工場の怖いシーンは特にリアルなんですよね。

 

CGなどの映像効果はほとんど使われていないので、

実在の人形やリスが動いているのが目に見え、

そのリアル感が怖さを引き立てている部分もあるのかもしれません。

 

主要キャストの死去と映画の都市伝説

チャーリーとチョコレート工場に関しては、キャストの死去や都市伝説などの噂も存在します。

中には怖いものもあるので、同じように見ていきましょう。

チャーリーの祖父役デヴィッド・ケリー氏の死去

主人公のチャーリーの祖父役である俳優デヴィッド・ケリーさんが2012年12月に82歳で亡くなっています。

チャーリーとチョコレート工場の公開から7年後の事でした。

ご病気だったようで、闘病生活の後、病院で息をひきとられたそうです。

 

アイルランド出身の俳優で、地元でも多くのファンに愛されていたみたいですね。

映画の中でもチャーリーを優しく見守るいいおじいちゃん役を好演していました。

ファンからすれば、デヴィッド・ケリー氏の死去は悲しい出来事だったでしょう。

 

原作映画『夢のチョコレート工場』のウォンカ役ジーン・ワイルダーも他界

1971年に映画化された『夢のチョコレート工場』という作品で

ウィリー・ウォンカを演じた俳優ジーン・ワイルダーさんは2016年8月に83歳で亡くなっています。

 

チャーリーとチョコレート工場はイギリスの小説『チョコレート工場の秘密』から映画化されていて、

『夢のチョコレート工場』も原作は同じで最初に映画化された作品なんですね。

 

お二人とも撮影中の事故などで亡くなった訳ではないので、

怖がる必要はなさそうですが、

チャーリーとチョコレート工場に関連する主要キャストの方々が次々とこの世を去られてしまった事実は、

やはりファンとしては悲しい出来事だったと思います。

 

チョコレート工場にまつわる恐ろしい噂とは?

不気味な雰囲気が魅力の『チャーリーとチョコレート工場』ですが、都市伝説があるのはご存じですか?いくつかご紹介しますね。

毒薬製造の疑惑や宗教的メッセージの存在を示唆する考察も

最初は歯磨き粉工場で働く工員だったチャーリーの父。

 

実は歯磨き粉ではなく毒薬を作っていたのでは?という噂があります。

工場のベルトコンベアに「smilex(スマイレックス)」という製品が流れるシーンがあるのです。

 

これは、1989年公開の『バットマン』で登場する薬物兵器と同じ名前の製品なんですね。

バットマンに登場する悪役の"ジョーカー"が使っていた毒薬なんだとか。

この「smilex」は使用すると笑いが止まらなくなり

ジョーカーのようなひきつった笑顔で死亡してしまうというものなんです。恐ろしい毒薬ですね。

 

『チャーリーとチョコレート工場』の中ではこの毒薬について触れるシーンはありません。

なぜ別の映画で登場する毒薬をチャーリーの父が作っていたのか謎ですね。

 

バットマンを見たことがないと気付かないですが、言われてみると怖いです。

 

ほかにも、登場人物に裏設定があると考察していた人もいたようですね。

ウォンカはキリスト、貧しい少年のチャーリーはユダヤ人、チョコレートは聖書など。

調べてもキリストとの関係は分からなかったのですが、都市伝説っぽくて面白いですね。

 

クオリティの高い世界観作りの舞台裏が判明し驚き

工場内のお菓子で出来た空間が本物だったという噂もありました。

 

お菓子出来た草花が登場するのですが作り物だと思っていました。

オーガスタが食べた草も、パティシエが作った本物なんだそうです。

夢のような空間が実現していたなんて、すごいですよね。

 

ダークな描写が多くカルト的な要素も含まれる作品なので、

いろんな視点で鑑賞するのもいいかもしれません。

好き嫌いが分かれるかもしれませんが好きな人は何度も見たくなるような作品だと思います。

 

見る人によって、なにを伝えたいのかが変わってくるのかもしれませんね。

 

原作はイギリスで生まれた児童文学の小説です。

比較するのは違うかもしれませんが

日本をはじめ世界の昔話や童話にも少し怖い要素があったりしますよね?

 

自分勝手な人が怖い思いをしたり、

約束を破ってお爺さんになってしまったり…。

 

それに近い怖さを感じる内容になっているのかなと思いました。

 

地上波放送機会の減少と吹き替えキャスト変更の経緯

チャーリーとチョコレート工場は名作映画ながら、なかなか地上波で放送される機会が少なくなってきました。

その理由をもう一度おさらいしつつ、吹き替えキャストの変更についても見ていきましょう。

 

独特の世界観で視聴率不安から放送枠が激減した影響大

前述のように地上波で映画を放送する際は視聴率が重要視されます。

万人受けする内容じゃない作品は、視聴率が取れる可能性が低いため放送される機会が減るのです。

 

チャーリーとチョコレート工場の独特の世界観は、見る人を選んでしまう部分があるようです。

そのため、視聴率が取れるか不安視され、放送枠が徐々に減らされてきたと考えられます。

最近は週に2本程度しか映画の放送枠がなくなり、他の作品が優先的に放送されがち

になっているようですね。独特の世界観が逆に障壁となり、地上波で見る機会が減少してしまったのかもしれませんね。

DVD版と地上波版のキャスト違いにファンは違和感

そしてもう一つ、チャーリーとチョコレート工場をDVDで視聴した事がある人が

地上波版を見た時に違和感を覚えたという話があります。

それは、地上波版とDVD版では吹き替えキャストが大幅に変更されているからなんですね。

 

ウィリー・ウォンカ役が藤原啓治さんから宮野真守さんに変更されるなど、

かなり大胆なキャスト変更が行われています。

どちらも実力派声優さんが演じているので作品の世界観に没入できるようになっていますが、

見慣れない声に最初は戸惑うファンが多かったようです。

 

金曜ロードショーで放送される洋画は吹替が"日本テレビ版"に変更される事がよくあるらしいです。

そのため劇場版の声優を知る人から、たびたび批判の声が寄せられるんだとか。

宮野真守さんは人気声優なので話題になりましたが声の印象が違いすぎたようですね。

 

こうした事情もあって地上波でチャーリーとチョコレート工場を見る機会が激減してしまったようですね。

地上波版のキャスト陣を見るためにも、いつかまた放送してほしいものです。

まとめ

ここまでチャーリーとチョコレート工場の放送禁止説や怖いシーン、都市伝説などについて見てきました。

結論としては、放送禁止になったわけではなく、単なるデマだったようです。

しかし確かに一部の描写が怖すぎるのは事実です。

子供へのトラウマを懸念して地上波放送を控える判断がなされたのかもしれません。

放送される機会が減ったのは、視聴率不安からくる影響が大きかったと考えられます。

一方で、クオリティの高い世界観作りへのこだわりが垣間見え、

そこに魅力を感じるファンも多いはずです。

全てを受け入れられる人にはインパクトのある名作と言えるでしょう。

 

キャストの死去やら都市伝説やらで、ちょっと怖い噂も存在しますが、

それもまた作品の深さを物語っているようにも思えます。

チャーリーとチョコレート工場は子供向けの作品を超えた何かを感じさせるからこそ

長く愛され続けている名作なのかもしれませんね。

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マメ

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